これから伸びていく会社に惹かれて。
学生時代は、添乗員になりたくて旅行会社でアルバイトしていました。卒業後そのまま就職しましたが、仕事は窓口業務で、法人・個人の旅行の手配が主な仕事でした。5年ほど勤務する間に、将来の働き方を見つめ直したくなりました。その後、とある子会社の立ち上げで人を探しているという紹介を受け、初めて総務・経理の仕事に就いて勉強しました。その後、新しい社会保険制度などもっと勉強したいなと思っている矢先、会社が移転して場所が少し遠くなるのを機会に転職しました。
弊社は、ハローワークを見て応募しました。Webサイトも見ましたが、何をやっている会社なのかよく分からないまま(笑)。自分もその頃にブログを始めたばかりで、どこかチャレンジしていくような雰囲気に惹かれるものがありました。
急成長する組織のスピードと一緒に。
当時は、書類のフォーマットやフロー、就業規則も整っていなかったので、少しずつ作って来ました。私も社歴が長くなりましたが、これほど急速に大きくなるとは思っていませんでした。ここ数年は、毎月、新しい社員がどんどん増えていくような状況です。インターンの学生さんたちにしても、ほとんど顔と名前を覚える暇がないほど。今までは、人数が限られていたので、その都度、臨機応変に対応していればよかったのです。ただ、50人を超えると対応する量も幅広さも変わりますし、新しく整えなければならないことがあります。いろいろなケースを想定できるように、社会保険労務士や税理士の先生、保険や銀行の方など、社外との打ち合わせも頻繁です。タイムスケジュールが毎日違う日々は、自分にとっても、組織の成長に合わせた新しい刺激です。
社員はみんなそれぞれ忙しいので、期日までに提出が必要な書類があれば、出張スケジュールを把握して事前にお願いしています。動向をちゃんと把握するため、メール以外にSkypeやLINEなどを併用して連絡を取っています。若い人が増えたことで、今までとちょっと違う雰囲気はあります。世代が違えば考え方も違いますし、自分の考え方が固定概念に囚われすぎているのかな?と感じることもあります。とにかく、皆前向きですし、自分たちなりの形にしていこうとしているのが分かります。その手助けができればと思っています。
「働きやすさ」にゴールや正解はないから。
社内アンケートで『ありがとう』と書いてくれる人がいると、もっと頑張ってみんなが働きやすい会社にしていこうという想いになります。体調を崩す人が出ないようにしたり、休まなければならない時にはちゃんと休養できるような、サポート役も心がけています。
弊社には「働き方委員会」があります。女性の働きやすさ、自治体の制度、大手企業の取り組みなど、機会があるたびに社外のいろいろな人たちに話を聞いています。仕事と出産・育児との両立、リモートワーク、現場復帰など、いろいろな課題があります。女性だからこそ気づいてあげられる職場環境をつくっていきたいと思っています。もちろん、パートナーである男性陣の働き方も重要です。
この他にも、親の介護や外国人社員、海外拠点などの課題も考えられます。ゴールはないので、挑戦を続けていかなければなりません。私たちが目指すのは「1000年続いて、社員が世襲制になる会社」です。
人が増えたことで、仕事のボリュームも増えているので、優秀な経験者を募集しています。今までの経験に留まることなく、アイデアをどんどん提案したり、新しいことに向かって自由に発想できるような、パワフルな社員が必要です。