自分の意見が通るって、当たり前でしたか?
- 島田
- 入社して2年目だけど、最初の1年はどうだった?
- 木村
- 本当にあっという間でした。先輩のちょっとしたお手伝いレベルから、自分でランディングページやバナーをデザインしたり、資格に挑戦したり、いろいろな新しいことにチャレンジさせてもらえました。
- 島田
- 会社の雰囲気にも慣れた?
- 木村
- はい。入社してすぐは、IT企業特有の静かな社内がちょっと息苦しかったことも…。でも、賑やかな時も楽しいですよね。他の人がしてる面白い話が気になって集中できなかったり(笑)。
- 島田
- 私は、凄く集中してるよ。データが飛んだりすると、こっそり落ち込んでもいるけど…。
- 木村
- 島田さんでも、そんなことあるんですね!前職で仕事し始めた頃ってどうでした?
- 島田
- 自分の経験が浅かったのもあるけど、ただひたすら言われた作業をして数をこなすだけの日々だった。それに、大きい組織は年功序列だったり、グループ会社間が上手くいかなかったり。
- 木村
- 同じような話を友だちから聞きます、いちいち考える余裕なんてないって。それに比べると、私は意見を聞いてもらっています。島田さんは、どんな経緯で入社されたんですか?
- 島田
- 転職活動しているときに、ここに学生時代の仲がいい友だちが先に転職していたのを知った。敢えてコネを頼らずにその彼には内緒で応募したから、社内で見つかってもの凄く驚かれて(笑)。
- 木村
- 縁なんでしょうね。
プロ達と対話して、デザインしたかった。
- 木村
- 私と一緒になったプロジェクトはないですけど、島田さんは一人で自由に動いてOKなんですか?
- 島田
- そう。自分にもっとやらせてください!って、入社2年目でリーダーに直訴したから。やれること・やりたいことが増えたら、プランナーやSEと一緒に動きたくなって。だから今はクリエイティブの外の人たちと仕事することが多いよ。
- 木村
- 何かきっかけでもあったんですか?
- 島田
- プロジェクトリーダーの負担が大きいことを知ったことがきっかけ。内容を把握して、タスクやスケジュールをスタッフに割り振りながら、自分の仕事も抱える。そんなワンクッションって面倒だし、スピードも落ちてしまう。
- 木村
- そうですね。でも、皆さんそれぞれのプロだから、やり取りが大変だったりしませんか?
- 島田
- 確かに、構成案はプランナーからあがってくるし、検証もマーケッターがやってくれる。全部お任せしておけば、きちんとまとめてくれるのは分かってた。そこにずかずか踏み込む必要はないし、私だってデザイナー目線で判断する。でも、打ち合わせしている内容はともかく、用語すら分からないってダメだなって思って。プロのレベルまで完璧には理解できなくても、皆とちゃんと対等に話ができて意図を理解した上で、デザインに反映できるようになりたいって思った。
- 木村
- 格好いい(笑)。
- 島田
- でも、これからのクリエイティブワークって、自分の範囲をちょっとはみ出すぐらいの、積極的なコラボレーションが必要だと思う。もちろん、一人で全部はできないから、その時はよろしく!
積極的に学んで成長する人と働きたい。
- 島田
- 成長を感じられたことは貴重な体験だし、幸せだよ。
- 木村
- はい。もちろん、自分の力不足で悔しかったことも沢山ありました。でも、スタッフの皆さんから『よかったよ』と声を掛けてもらったり、クライアントに満足いただく結果が出ると嬉しかったですね。これから失敗もあるかもしれませんが、もっと挑戦しようって思います。
- 島田
- そこは、私も同じだな。どんな後輩に来て欲しい?ありきたりだけど、私は、やる気がある人かな。仕事だからきついこともあるけれど、それでも自分がこうやりたい!こうなりたい!って、一緒に成長していける人。
- 木村
- 私は、積極的に学ぶ姿勢を持っている人ですかね、新しい技術やサービスが次々に出る業界ですし。何もできなかった私も、少しずつできるようになりました。これも、厳しくも優しい先輩たちのおかげです(笑)。