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辛子明太子のパイオニア・川原俊夫さんに見る理想のエコシステム

 のんたん

辛子明太子のパイオニア・川原俊夫さんに見る理想のエコシステム

システムソリューションユニットの「のんたん」です。社内ではフロントエンド・エンジニアとして、デザイン以降、Webページをお客様にお届けするまでの工程を通して行っています。先日放送されたカンブリア宮殿で、味の明太子ふくやの創業者・川原俊夫さんの話が挙げられており、その思想に共感したので共有させていただきたいと思います。

明太子を作りたい人たちに惜しげもなく作り方を教える懐の深さ

10年近い時間をかけて「味の明太子」を開発した川原さん。「特許を取得しましょう」と社員に進言されますが、これを断り、多くの人の食卓に届けるために、作り方を独占することなくライバル店にも伝授したそうです。当時、川原さんにお世話になった明太子メーカーは、今でも彼に感謝していると言います。
一見太っ腹な彼の行動ですが、開発手法を教える際に決めたルールがありました。それは、

決して同じ味の明太子は作らないでほしい

というものでした。結果的に、創意工夫をさせることでいろんな種類の辛子明太子が開発され、市場の活性化に繋がったのでした。現在、博多の名産品として辛子明太子が根付いているのも、川原さんの功績なんですね。

生み出した自社の利益を社会貢献に使う

現在、明太子業界は1,300億円もの市場にまで成長しており、明太子メーカーの売上ランキングでも、もちろんふくやは1位です。利益のうちの一部を社会貢献に使ったり、社員のボランティア活動の支援なども行っています。博多という土壌が自分を育ててくれたのだから、なんとか地域に恩返ししたい。そう言った気持ちが現在の会社の体制にもあらわれているようです。

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※ 画像はイメージです

これは現在のビジネス業界においてもお手本にしたい、素晴らしく理想的なエコシステムのように思います。

企業というものは、何かプロダクトを作り上げた場合、守りにまわりがちです。
何とかして市場を独占してやろうと考え、他社に競争すらさせまいと締め出しを図り、築き上げたものを守ることに固執します。企業の根幹・生命線をオープンにし、あえて自らも競争に身を投じるなど、なかなか出来ることではありません。

しかし私は、企業とは、社員とはそうあるべきと思っています。自分は常に挑戦者だと、謙虚な気持ちでいたいものです。

知見を他に教えることは、自らに学び続けることを課すでしょう。それはそれは苦しいものです、努力には終わりがないのですから。社内においても社外においても、共有による「知の平均化」は会社の内部や業界全体のレベルアップを促すことと信じています。

現社長の川原正孝さんが俊夫さんに「せめて元祖と打ち出したらどうか?」と言った際の俊夫さんの返答が素晴らしいですね。

元祖と書いて明太子がうまくなるんか?
最初に明太子を作ったところが一番じゃないぞ。
一番大きいところが一番じゃない、一番おいしいところがナンバーワン

私たちの業界で例えるならば、最初にサービスを提供した会社がNo.1でなく、最もユーザー本位に立ってものづくりができ、クライアントも満足、そんな会社がNo.1となるでしょうか。
弊社もそういった会社を目指して、クライアント様・ユーザー様・アンダス、全てがスマイルになれるよう、日々頑張っていきます!

ご一読ありがとうございます。

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