
日々営業部をどう論破しようかと悩むシステムエンジニア(以下 エンジニア)のみなさま。
エンジニアは”別の生物”だ と考えている営業のみなさま。
こんにちは。
数々のデスマを目の当たりにしてきたシステムエンジニア、モリト―です。
社内ではオリジナルサービスを手掛ける仕事をしています。
突然ですが、
冒頭の通り、
『弊社のエンジニアと営業は仲良し』でございます!
今回はエンジニア目線で”そうある”事のメリットを伝えたいと思います。
営業とエンジニアは犬猿の仲!?
IT業界で働く方なら、
一度はこんな話を耳にした事もあるのではないでしょうか。
私も前職では壮絶バトルシーンを幾度となく見てきました。
こんなやり取り、よくあるんじゃないでしょうか。
- エンジニア
- 「実現可能か分からないなら受注前に相談しろ!」
- 営業
- 「どんな案件でも受注につなげるのがプロだろ!」
- エンジニア
- 「必要経費を確実に回収できないなら受けるな!」
- 営業
- 「後で大きな仕事につながるから、長期的な利益を見ろ!」
- 営業
- 「客先で”できない”と即答するな!」
- エンジニア
- 「実現可否の判断ができる程度は勉強しろ!」
- エンジニア
- 「仕事だけ取って来て丸投げするな!」
- 営業
- 「こっちは頭を下げて仕事取って来てるんだ!」
など、、
根本の原因にあるのは日頃のコミュニケーション不足が招いている感覚の”ズレ”です。
最終的に両者はこころを閉ざしていきます。
そんな状態ではクライアントニーズを叶える”優れたシステム”を実現できないばかりか、営業とエンジニアの溝は深まる一方です。
さらに一度そうなってしまうと、関係の修復は困難です。
しかし、少し見方を変えた時に、私は思います。
少なくとも、
エンジニアにとって、これ以上ないキャリアップの機会を損失している
さらに個人的な意見を続けると、
エンジニアはエンジニア同士よりも営業と飲みにいくべきだ
実際に弊社の営業とエンジニアは日々密接にコミュニケーションを取っています。
それによって得られるものは計り知れなく、エンジニアを次世代の1つ上のステップへ上げてくれると考えています。
エンジニア同士の飲みも楽しいんですけどね、、
大抵グチが多くなります(笑)
今後求められるエンジニアとは
システムエンジニアという仕事も時代と共に求められる”像”は変わってきています。
開発手法の変化・AIなどのテクノロジーの台頭により、”まるっきり詳細設計通りに作るだけ”という仕事も少なくなったのではないでしょうか。
もしかしたら、AIがコーディング部分の大半を終わらせてしまう時代も近いかもしれません。
そんな背景もあり、
今後のエンジニアは、営業よりもより実装に近い部分でブレインである必要がある。
と考えています。
そこで課題となってくるのが、エンジニアは営業陣と比べ、業務上、クライアントや世間様の生声に接する機会が圧倒的に少ない事です。
正直、これは仕方ないです。
営業は言わばその筋の”プロ”ですから。
であれば、話は簡単です。
両者がいがみあっている必要は全くないはずです。
自らの成長のために営業陣を大いに利用しましょう(笑)
幸い弊社の営業陣は出張の度にお土産話を山ほど持って帰って来ては、目を輝かせながら伝えてくれます。
エンジニアは営業陣とのコミュニケーションにより、
ビジネス感覚を養い、自らの感覚でそれをサービスやツールに落とし込む術を考えます。
これこそ次世代のエンジニアに求められる能力ではないでしょうか。
まとめ
エンジニアという生き物はつい”技術の押し売り”をしがちです。
“自分が作った機能がどれほど革新的か” 伝えたい。
私も気持ちはすごく分かります。
しかし、革新的な技術がそれ単独でビジネスになるのは、世の中を変える程の大発明だけです
ビジネスである以上は、使い手の要望や問題をいかに簡潔に解決するか、かつそれをビジネスとして成立させるビジネスモデルがあって、初めて、”優れたシステム” となります。
“優れたシステム”の構築のために、社内最大の情報源である営業陣とタッグを組む事は、言わば自然の流れなのです。
しかしこの自然の流れをやれているところが、いかに少ないことか。
アンダスでは、前職の数々のデスマを反面教師に、営業陣とエンジニアが密にコミュニケーションをとることでクライアントニーズを簡潔に解決できるよう心がけています。
ここまで長々と書きましたが、今回言いたいことは一つ。
日々、営業とバトルしているエンジニアのみなさん
一度サシで営業と飲みに行ってみたら!?
何かが変わるかもしれません。
是非お試しあれ。
EDITOR
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